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国と地方は主従ではなく対等 地方分権という脆弱性

 中日新聞4月5日の社説「国の指示権拡大 地方自治を後退させる」・・国と地方は「主と従」の関係ではないはずだ・・ 

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 流石に「ない」と云い切れないから「筈」だと、いやいや主と従ですよ。日本という一つの国家が確たる意志を持ち内外諸情勢に対処する時手足バラバラではこれ適わない。

 主権国家として他国との協調もするけれど現下のゴロツキ国家に囲まれている情勢では事あれば明確な指示系統の確立は欠かせない。

 なのにこんな社説を書くのは日本という国がてんでバラバラで何かあった時にまともに機能しない事を望んでいるようにさえ思える。

 地方分権という如何にも成熟したシステムであるかの如く世論を惑わしているけれどその結果は沖縄や静岡が示してる。ネットじゃ愛知と北海道も加わるらしい。

 これらの道、県に共通しているのは背後に見え隠れする中国の影。地方が勝手に動けば喜ぶのは侵略する事を隠さない中国その他のヨコシマ国家。

 

 中日社説は、2000年施行の地方分権一括法で国と地方、上下・主従ではなく対等・協力と位置づけ国の関与は最小限とした事を掲げ、

 今回の改正案はその流れに逆行するとして日弁連や知事会が反対表明したと云々。反日日弁連が入ってる時点でこれは早々に改正すべき法案だろう。

 非常事態時、元旦の能登半島地震、たまたま石川県馳知事が東京にいて政府との直談判で対応協議が迅速に進んだ。

 この事を見ても国がすべき事と地方の役割分担は明らか。指示が垂直に降りそこから横へ広がる指揮系統があればこそ現場の混乱は最小限で済む。

 そうした事に気が付いたから地方自治法を改正しようとしてる訳で、法改正してそれに不都合があればさらに見直して行くのはいたって当然。

 それに反対するのは国と地方は対等という文言をタテに地方が勝手にやらかす言質にしたいだけなんだろう。

 一地方でしかない沖縄県が勝手に外交モドキの行動をしたり国家的プロジェクトのリニア新幹線の工事を遅滞させ目的達成したから退職金貰って辞める静岡県とか、

 昭和天皇の写真を燃やしたりインチキ慰安婦像の展示が目玉の愛知トリエンナーレを嬉々として協賛した愛知県とかアイヌに金ばら撒く北海道とか。

 

 社説最後・・改正案は地方現場の気概や意欲を奪って自治体を指示待ち体質にしかねない・・なんか無理のあるこじつけ。

 習近平プーチン金正恩、いずれも問答無用の独裁者たち。日本はこんな国に囲まれ脅かされている。

 尖閣に中国が上陸したら沖縄県知事はこれを追い出す指示を出せるのか。デニーだからよくいらっしゃいましたと云うかも知れない。

 中央から地方におろす指示系統が無ければ国はばらける。いざという時強い指導力がなければ蹂躙され奪われる。

 

 毎昼食後一時間ほど畑道を歩く。芝桜が咲いてた。

 今年はツバメの見参いつもより遅かった。

 田んぼに舞い降りて泥を啄んでた。巣作りが始まってる。