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韓国最高裁判決 慰安婦本と対馬の仏像 ラムザイヤー教授の見方

 中日新聞11月7日の社説「韓国最高裁判決 反感排した判断、教訓に」、慰安婦に関する書籍を出した朴ユハ教授の2審判決を取り消し差し戻した件。

 対馬の観音寺から盗まれた仏像の所有権は日本側にあり返すよう求めた件の二つについて、反日感情に左右されない妥当な判決だと書いてる。

 政権が変わると裁判所の判断も変わるって事は司法が独立してないって事。まぁどこの国でも多かれ少なかれある事だし日本だって政治や世論に左右される判断もある。

 ただ韓国の場合はこの社説にも書いてるけど反日世論に影響を受ける情治の事例が少なくないと、法治の努力を、そして日本も教訓にしろと云ってる。 

www.chunichi.co.jp 

 それでこの判決、差し戻しでまだやるんだけど、慰安婦問題で論文を書き韓国から攻撃されてたラムザイヤー教授はXで「騙されてはいけない。表現の自由を認めた判決ではない」と云ってる。

 

 
 ・・今回の最高裁判決理由は、訴訟の原因である「売春婦」や「同士」は意見として犯罪というほどではないとしながら、一方で「帝国の慰安婦」は「性奴隷」「強制動員」を認めた書籍で、名誉毀損に当たらないとしている。
 ・・原因と理由が対応していない情治主義以前のデタラメ判決・・

 

 

 ラムザイヤー教授のブログ、 

f807s7fpkzqt.blog.fc2.com 

 この中でまとめとして、

〇 表現の自由を尊重を装った「情治」裁判

〇 朴教授は慰安婦は性奴隷と認めており差戻しの高裁ではこの判決理由を認めなければ有罪になるだろう。

〇 真実性の証明を審理することなく、「行為に悪意はなかった」のみで有罪ではなかったとしている。

〇 強制連行説(河野談話)は消えて、性奴隷説を主張している。

〇 根拠は2つの国連特別報告書(クマラスワミ、マクドーガル)と朝鮮人慰安婦証言集。

 

 ここで東京新聞社説を論評。 

 無知を装っているのか、無知なのかは不明だが、酷い内容だ。

 ・・韓国内の反日感情に左右されない妥当な判断と受け止めたい・・

 ・・歴史研究では資料の選択や見解の多様性が尊重されなければならない。今回の最高裁判決はこの原則を明確に支持したといえる・・

 上記、東京新聞が社として云いそうな事だと切り捨ててる。  
 
 韓国の反日は国民の骨の髄までしみ込んでるから仏像の件も含めすんなりとは行くかどうか。まだまだ尾を引くだろう。

 

 山の葉に少し雲がかかるだけ。四方青空。