青山繁晴動画で青山繁晴議員が、総裁選に出る際の公約をなるべく絞ってと思っていたけれど、これだけ世界が壊れている中同時にやるべき事があるとして、
憲法9条と財政法4条の改正を同時にやるべきだと主張。9条と財政法4条との関わり、これを総裁選には議論すべきだと云っている。
このブログでもこの件何回か言及、ブログ内検索で「財政法」と入れてみたら2022年内に8本エントリーしていた。
この中で2022年6月13日のブログで日本共産党の2006年の赤旗新聞記事の引用に財務省の、当時大蔵省の平井主計局法規課長が以下の事を云っていた。
・・「戦争危険の防止については、戦争と公債がいかに密接不離の関係にあるかは、各国の歴史をひもとくまでもなく、わが国の歴史をみても公債なくして戦争の計画遂行の不可能であったことを考察すれば明らかである、
・・公債のないところに戦争はないと断言しうるのである、従って、本条(財政法第4条)はまた憲法の戦争放棄の規定を裏書き保証せんとするものであるともいいうる」
当然共産党は、9条の平和主義に照応するものだして国債発行禁止は守られるべきだと主張している。それを青山繁晴は見直すべきだと動画で云っている。
動画では9条及び財政法4条はGHQに仕組まれたものだという見方、そりゃ大蔵省の一課長が仕込めるものではなかろうからベースはGHQなんでしょう。
この財政法4条に関するブログ記事は全部2022年のもの、5/29、6/03、6/11、6/13、6/19、11/05、12/14、12/16、と8回。
この2022年という年、安倍総理は7月8日に暗殺されて亡くなってる。あれから1年と7カ月が過ぎいまだ国防強化に関する動きは遅々として財務省は防衛費を増税で賄おうとする姿勢を崩さない。
・・財務省はこの日、ロシアによるウクライナ侵略などを受け、防衛力を強化するためには「裏付けとなる財政運営が不可欠だ」と指摘。防衛費を国債発行などに頼れば「それ自体が我が国の脆弱(ぜいじゃく)性になりかねない」と主張・・
財務省のこの抵抗はプライマリーバランス至上主義だけではなく9条堅持の為4条を云い訳にしているという風にも見える。
だとしたら財務官僚もお花畑なのか。世界がきな臭い状況になっている中で具体策を進める政治に対する抵抗、おかしくないのか。
トランプ前大統領緒発言が波紋を広げてる。要するにNATOは応分の戦費負担をしろと云ってる。
見出しにロシアの代弁とあるけれど、そうではなく云いたい事は自分の国は自分で守れという事。
ロシアの様なゴロツキ国家から身を守るのに金も出さずアメリカに頼るなと云ってる。これは日本にも当てはまる。
中国の脅威から身を守るなら、台湾海峡の安全航行を望むなら、尖閣を奪われないようにしたいのなら、日本も相応の覚悟と準備はしろと云う事。
もうトランプという猛獣使いの安倍さんはいないのだからトランプさんが大統領になったら米軍任せは通用しない。
財政法第4条を廃止して9条も改正して中国に手を出すと危ないと思わせるように準備しないと侵略され奪われる。
平和は強い力の裏付けがあって保たれる。口先平和はバカにされ、舐められ、殴りかかられる。
昨日山上から見た御岳山。暖かかったせいで少し霞んでいる。