岸田総理は、野党からは当然として防衛予算財源についての対応に自民党内からも批判があり、国民からからも批判する声は大きい。
100ゼロで物事が割り切れればスッキリして判り易いけれどそうはいかない。自分から見れば安保3文書をまとめ閣議決定した部分は評価したい。
安倍総理の時もそうだったけれど、安倍一強と云われた安倍さんだって様々なしがらみや足枷で詰まり詰まりの匍匐前進だった。
党内基盤が弱い岸田総理となれば尚更、さらに財務省系人物に囲まれて、そこを党内の安倍派系議員に突っ込まれて大変だったと思えます。
つまり総理は強大な権力を持ちバッサバッサ政り事を進められるような存在ではないという事。それ思えばこの三文書閣議決定はよくやったと、しかし増税懸念は残ってここは△か×。
マスコミは基本的に反自民だから何かと足を引っ張り、我が中日新聞など連日ポイントずらしの偏り記事を書きまくってた。
それで臨時国会も終わり、懸案の安保戦力改定も道筋がつき年度末。今朝の新聞紙面政治関連記事は静か。ただ世論調査結果が目を引きます。
見出しは「防衛増税 不支持64%」と1面に。これは共同通信の配信記事、詳報もあってそこを読むと内閣支持率は33.1%。
続いて項目は防衛費に関してが続きますが、増税となりゃ誰でも反対するからこの項目部分は反対、不支持が過半数。
防衛力の強化についての問いのうち、反撃能力、ミサイルを持つことへの問いは賛成50.3%。反対42.6%。
これは問い方が偏ってる。フジテレビのアンケートでは、
・・歴史的転換となる「反撃能力の保有」をあなたは?
評価する 81%
評価しない 13%
どちらとも言えない 6%
まぁ、都合の悪いところは端折ってる。支持率のアンケートでは毎日新聞、無茶してません?
マスコミの行う世論調査って、目的があってのものだから、思うに片寄る。それを織り込んで見ないと引き摺られちゃう。
共同通信の世論調査だから共同通信のHPを見たら結果のまとめ小分けにして色々用意してある。
どうぞお好きなのをお使いくださいと並べてあるんでしょう。何れもマイナス視点のモノばかり。共同通信も公平な報道をする気はなさそう。